中小企業サポートコラム

2013年4月 8日 月曜日

代替要員の方が優秀だった!?育休明けの正社員をパートに雇用形態変更したい。

こんにちは。スギちゃんです。私事ですが今週の土曜日、友人の結婚式でスピーチをすることになりました(>_<)文才のないスギちゃんにどなたかスピーチの心得のアドバイスを!


さて本日の話題は
育休明け労働者の雇用形態変更の可否についてです。育休・介護休業は法律で定められていますが、休んでいる間に他の人を雇い入れ、復帰後の処遇をめぐるご相談をされる社長様も多くなってきました。
本日は弊社によせられたご相談を差支えない範囲でご紹介します。


■ご相談■
とある事業主様より「もうすぐ育休から復帰する予定の正社員Aさん(事務部勤務)にパートになってもらいたいんです。
Aさんの育休開始時に契約社員であったBさんを正社員登用してAさんの代替要員として働いてもらったところ、能力が高く、当社の社内システムを使いこなす事ができ、このまま事務部で働いてもらいたいと思っています。
 ところが当社も近年は業績がおもわしくなく事務部にこれ以上正社員を増やす事はできません。どのような手続きを踏むとよいでしょうか。」
■弊社の答え■
●Aさんの承諾なしに雇用形態の変更はできません。
●事務部門以外で正社員雇用が可能であればAさんに提案する余地があります。
●雇用維持の努力をすれば受給できる助成金もあります。


能力が高い方を優先して雇用したいのは当然のことですが、正社員→パートの身分変更は労働条件の変更であり、Aさんの承諾が必要です。今回のお話を詳しく伺ったところ、Aさんは正社員としての復帰を望んでおられ、現実には難しいでしょう。

提案としては次の2つがあります。
①他部署で正社員雇用できないか
Aさんが事務部にこだわらないのであれば、他部署に正社員として異動してもらうことを提案するとよいでしょう。
②雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金を活用する
 休業や出向など雇用を維持する努力をすれば受給できる「雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金」があります。(参考URL:http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html)経済的理由で雇用維持が困難な場合はこちらの助成金の活用をおすすめします。

次回をお楽しみに!!
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投稿者 社会保険労務士法人中小企業サポートセンター

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